あなたは「建物表題登記の費用」がいくらかかるかご存知ですか?
建物表題登記を一度もやったことがない人からしたら全く想像がつきませんよね。
今回は「建物表題登記の費用」について初心者でもすぐにわかるようにご紹介させていただきます。
「建物表題登記」はだれに依頼すればよいのか?
あなたは「建物表題登記」は一体だれに依頼すれば良いのかご存知ですか?
「建物表題登記」ができるのは次のどちらかです。
①自己申告(自分自身)登記する
ほとんどの人はまさか自分で「建物表題登記」ができるとは思われはいないことでしょう。
実は登記の基本は「自己申告」なのです。
「建物表題登記」とは、簡単にいうと必要な書類をそろえて法務局に提出するだけで良いのです。
自己申告する場合の費用は無料でできます。
※郵送すると代金がかかる
②土地家屋調査士に依頼して登記する
建物の持ち主が時間がなかったり、手間がかかる時に利用するのが土地家屋調査士に代行してもらい、必要な書類をそろえて法務局に提出してもらうことができます。
土地家屋調査士に依頼するメリットは、時短、手間が省ける、登記のプロなので全て安心してお任せできることです。
逆に土地家屋調査士に代行してもらうデメリットは手数料がかかることです。
※ちなみに「建物表題」とは建物の基本的な情報(住所、面積、所有者)のことです。権利のことではありません。
権利の登記の依頼は司法書士が代理で行います。
土地家屋調査士に依頼した時の費用はいくらかかる?
「建物表題登記」の費用は当然依頼した土地家屋調査士によって違います。
全国一律ではありません。
平均的には総額で約8万円~15万円前後と思われてください。
その理由は、単純に「建物表題登記」を法務局に申請するだけではないからです。
「建物表題登記」を法務局に申請するにあたって、場合によっては膨大な書類を集める必要があるからです。
建物に対して複雑な問題が絡んでいるほど、集める書類の数は増えていきます。
次の章では土地家屋調査士に依頼した時の概算の費用についてご紹介させていただきます。(あくまで一例と思われてください)
建物を新築した時の建物表題登記の費用
〇一般的な建物表題登記の費用
費用 | |
一戸建て住宅 | 8万円~ |
共同住宅、小規模なビル | 12万円~ |
マンション、ビル、病院など | 15万円~ |
※収集する書類の有無などにより費用は異なります。
建物表題登記の費用が増額する理由
基本的には「建物表題登記」の申請を土地家屋調査士に依頼した時の一戸建て住宅の
場合の相場は8万円ほどです。
ただし次の理由で費用が増額されることもあります。
・建物の面積(面積が広いと高くなる)
・建物の形状(建物のデコボコ度が高いと費用も高くなる)
・所有権を証明する書類の有無(そろっていないほど費用が高くなる)
・相続(相続が複雑なほど費用が高くなる)
・付属建物の有無(付属建物が多いほど費用が高くなる)
・その他